[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
良かった!本当に!動脈瘤が予想よりも大きく頭蓋底に癒着していたので、剥離の際に動眼神経に触ったのが原因ですが、 基本的には触れたのみでは麻痺は出ないのですが、動眼神経の脆弱さは個人差が強く、 予想よりも強い麻痺が残存しましたが、これまでに治癒しなかった例はありません。 それにしても、完治して良かったです。
A病院脳神経外科 K
これで、今回の未破裂左頚動脈瘤開頭クリッピング手術は、完治です。
本当に優秀な脳神経外科医に巡り会えたことが、幸運だったと確信します。
術後の不具合な点は
1.当たり前のこと、自分の行き先、料理の段取り、化粧の順序などがわからなくなる。 (時々変なことを言うようで、子供達が顔を見合わせて不安な表情をする)
2.筋肉を切ったことによる、コメカミの凹み、および左目から下の皮膚のたるみ。 (左だけ、ホウレイ線がでてきた、メガネが斜めになる)
3.傷に引っ張られて、左眉が右眉より上にある。
4.左前頭部にお皿が入っているような違和感があり、痛い痒いなどの感覚がない。
5.左眼だけで見ると、斜め5度程度上に傾いている。テレビをボーっと見ていると、ダブって見える。
6.口の開きが悪い(お寿司が一口で入らない)。 7.右足首から下がしびれる。 どれも、くも膜下出血発症の不安に比べれば、たいしたことありません。 1年前の脳出血の後遺症は、左親指、人差し指のしびれと、なんとなく左に傾いて歩くこと。 これも、気にしなければ大丈夫。
ただ、ヘンテコな顔になってしまって、これからトシを重ねて、どんなに崩れていくのか恐怖です。
低血圧・家族歴なし・非喫煙の私が、手術中脳出血をし、動脈瘤を発見し手術に至るまで、約1年間、生きた心地がしませんでした。周囲の人には本当に、心配をかけてしまって、申し訳ないと心から思います。いろいろな人に支えられここまでこれたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
これから、他の病気になることも、また、動脈瘤が見つかるかもしれません。その時に、今回のように前向きに闘えるか、自信はありません。でも、救っていただいた命を大切に、生きていこうと思います。
この、自分自身の病気との戦いの記録、を読んでいただいて、もしかして、気分を害された方もいらっしゃるかもしれません。申し訳ありません。
時がたてば、また元の傲慢な人間に戻ってしまうかもしれない、そんな自分へ「感謝の気持ちを忘れるな」の戒めでもあります。
また、変化があれば書いていこうと思います。 ここまで読んでくださって、励ましをいただき、本当にありがとうございました。皆様の、ご多幸をお祈りいたします。