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2007.02.20 あらら、この日は私の誕生日だったのね~ 大きな声じゃいえないけど49才ざます。 前日から、ひどく頭痛がして、もしや破裂の前兆?と不安になり、 紹介状の準備をしていた、F医療センターのK医師に診察してもらった。 丁寧に、未破裂脳動脈瘤について説明してくれた。 ま、この頃には、NETで随分勉強していたので、特に驚くこともなかった。 左内頚動脈瘤、4-5ミリ、ブレブあり。 「本人の希望により」半年毎の経過観察とする。という診断だった。 後の、A病院K医師との面談で、 経過観察を勧める医師は、手術の自信がないから、 もし破裂した時に、その医師は責任をとってくれませんよ。って・・・ そう言えば「本人の希望により」は赤いペンでデッカク書いてあった。 ひどい頭痛がするたびに、もしや?って恐怖におののくんだな、これから一生。 そろそろ、爆弾と向き合わねばならないか、それが不発弾でも処理しておいた方がいいのか。 処理中に爆発するリスクもある。 この頃から、頭の中で「どうする?」って禅問答みたいのが始まった。
2007.01.30 退院して2ヶ月。 日常が戻ってきた。 疲れやすくて、頭が痛いときもあるけれど、疲れたら横になることで回復する。 飲み会にも、ぼちぼち復帰。 だって、特に注意することは無いって言われたもん~ 婦人科手術中の脳出血は希で、担当医も3000件の手術経験があるが、初めてだそうだ。 一時的に、血圧が急上昇したのが原因らしい。 普段は低血圧の私には、やっぱり理解しにくい。 入院中の息子たちの、はちゃめちゃ家事の話を聞くと笑える。 そして、よく頑張ってくれた息子たち(20才,17才)に感謝。 だから、あれから私は甘~い母親に変身しちゃったよ。 なんかね、息子たちに私がいなくなった後に「やさしいかあさんだった」って思われたいの。 ときどき、調子コクなー!クソガキー!って思うけど、いいの。誰が何と言おうといいの。
2006.12.08 子宮筋腫の手術から3週間、当初2週間の予定が、脳出血のため延びたけれど 職場に復帰できたことが、非常に嬉しい。 また、心配していただいた多くの方々に、心から感謝です。 リハビリは1週間ごとで、もうたいして変化がないので、年内でやめちゃおう。 精神的には落着いてきて、脳出血のことを色々調べた。 最新の検査機器がある病院で、脳神経外科医が迅速な処置をしてくれたこと。 おかげで、ほとんど障害が残らなかったことは、とてもラッキーだったと思う。 何年か前に、出産時の脳出血で、病院を17件?もたらいまわしにされたあげく、 亡くなってしまった若い方、本当にひどい話です、ご冥福をお祈りします。 もしかしたら、死んでいたかも・・・ 初めて死に直面していたことに気付き、生きていることの幸せ、 全てのものに感謝の心を持とう、と思うようになった。 悔いのないように、一日一日を大切に生きよう、今日生きていてありがとうと思う。 自己中で、地球は私を中心に回っているのよ、オーホッホッ くらいなお気楽な私が、随分と変ったものだ。 この頃は、まだ未破裂脳動脈瘤について考える余裕はなかった。 ・・このまま忘れてしまえば、ある意味楽だったかもしれない。
2006.12.01 退院翌日から、近くのS病院にリハビリに通った。 また、フラフラして歩くのも辛いのに、病院の送迎バスに乗ってね。 ・・・なんで私が、このバスに乗って、リハビリに行かなきゃならないの? 冷静になろうとしても、頭の中がかっ散らかって、訳がわからない。 言語、手足のリハビリの仕方を指導してもらった。 頭(頭脳)の検査では、問題なくて、本当によかった。 帰りは、長男に弟も連れて、車で迎えに来てもらった。 母のいない家を守ってくれた、兄弟へのお礼と、生きて帰れたお祝いに、親子三人で、焼肉を食べた。 元気をアピールしたくて、一生懸命食べた、けど、おかしい味がしない。 (後から、脳出血の後遺症の顔面神経の異常からくる、味覚障害とわかった)
2006.11.30 子宮筋腫の手術から、二週間、やっと退院できた。 前日に、造影剤の3DCDI検査をした。 (この病院に、脳外科医がいて、脳出血の迅速な処置ができて、ラッキーだった) 「脳出血は治まっています。でも悪い知らせがあります」 なんだよー もうこれ以上驚かさないでちょー 「左の目の奥に、5ミリの未破裂動脈瘤があります、しかも破裂しやすいブレブもあります」 はー? 未破裂・・・なんだって?知らないよそんなの、なにがどうなってるんだ? 「脳出血の後遺症のリハビリが終ったら、早めに脳神経外科の診断を受けてください」 リハビリとか脳神経外科って 私には全く縁のない世界じゃん。 ひとりで退院手続きして、前のファミレスでハンバーグを食べた。 ・・・あれ?なんだか味がしないなぁ そして、ひとりタクシーに乗って、家路に着いた。なんだかひどく寂しかった 退院はうれしいのに、なんだか重いおみやげもらってきたみたい・・・